病院でほくろ除去をしたあと、ほとんどのところで医療用テープを処方されて、テープを貼ることになります。
私は病院で処方されるテープではなくキズパワーパッドを貼って治したので実体験は書けません(ごめんなさい・・・)。
ですが、病院で教えてもらったことと、医療機関などの公式サイトの情報をもとに、ほくろ除去後のテープについてご説明していきますね。
「病院で処方されるテープとキズパワーパッドどっち使うか迷う!」という方は、ぜひ「ほくろ除去後のキズパワーパッドの正しい使い方」の記事もご覧くださいね。
「そもそもほくろ除去をどの病院でしようか迷ってる」という方は、「ほくろ除去におすすめ病院ランキング2018【全部自分で体験!】」も参考にしてみてください。
ほくろ除去後のテープ知識総まとめ
貼る理由
ほくろを取ったあとにテープを貼るのは、
- 傷を守るため
- 紫外線対策のため
です。
傷を守るため
テープを貼っておくことで、傷がばい菌に感染するのを防ぐことができます。
レーザーや電気分解法でほくろを取ったあとは、肌に小さい穴がポコッと空いた状態になります。
ということは、外敵(主に細菌)にさらされている状態でもあるということ。
テープを貼っておけば、菌から傷を守ることができます。
紫外線対策
ほくろを取ったあとにテープを貼るのは、紫外線から傷を守って、色素沈着を予防するためでもあります。
レーザーや電気メスでほくろを取ったあとは、皮膚の層が薄くなっていて、紫外線の影響を受けやすい状態になります。
ほくろ除去後の傷がもろに紫外線をあびてしまうと、あっという間に色素沈着をしてしまいます。
テープはいつまで貼る?貼る期間
テープを貼る期間ですが、実は病院によってちがいます。
「テープは1週間貼ってくださいね」というところもあれば、「テープは2週間くらい頑張って貼ってね」というところも。
なので一概に「何日間貼るべき!」とはいえないのですが、約1週間は必ず貼っておくことが多いようです。
ただ、大きいほくろを取ったときや、1週間テープを貼ってもまだ上皮化(皮膚が再生)していないときは、テープを貼る期間を長くすることをおすすめします。
貼りかえるタイミング
私は3つの病院でほくろを除去し、どの病院でもテープを処方されましたが、テープが自然にはがれたら貼り替えてくださいといわれました。
聖心美容外科では、「何度も何度もテープを貼り替えると傷に刺激を与えてしまって、色素沈着になることがある」と教えてくださいました。
なので、テープは自然にはがれたときに、貼り替えるのがいいと思います。
また、テープと一緒に軟膏(クリーム)を処方されることがあります。軟膏を塗ってからテープを貼ると、ツルツルしてあっという間にテープがはがれます。(笑)
マスクをしているとマスクが触れてポロッとテープがはがれますし、寝ているあいだにも、布団や手が触れたりして「朝起きたらテープがない」なんてこともあり得ると思います。
なので、軟膏を塗ったうえからテープを貼り、テープの上からエアウォールUVのようなテープで覆うのがベターかなと。
テープにテープを重ねることで、はがれにくくなると思います。
化粧してもいい?
ほくろを取った当日から、テープの上からであれば化粧することができます。
ただ、ほくろ除去後に貼ってもらうテープはそこそこ肌なじみがいいのと、上からファンデーションを塗るとテープが変に目立ってしまうので、メイクしなくてもいいんじゃないかな?と感じました。
上は、東京美容外科でほくろを取った直後の写真。テープの色は肌よりも濃いですが、ファンデを塗ると逆に目立つのでメイクはしませんでした。
お風呂に入ってもいい?
テープを貼ったままお風呂に入って大丈夫です。
普段どおり、シャンプー、クレンジング、洗顔もして問題ありません。
ただ、洗顔するときは、傷まわりをこすったり刺激してしまわないように気をつけてください。
それと、お風呂に入ると必ずといっていいほどテープがはがれてしまいます。
病院は「自然にはがれるまではがさないようにしてください」と言いますが、お風呂に入ったらどうやってもはがれるような…と思ってしまいます。。
お風呂に入ってはがれてしまうのはどうしようもないので、お風呂からあがったから、テープを貼り替えてください。
日焼け止めはいる?
「紫外線対策だけはきっちりしてください」といわれて、テープの上からも何かしたほうがいいの?と迷ってしまいませんか??
真夏など、紫外線が特にキツい時期は、テープの上から日焼け止めを塗るなり、エアウォールUVを貼るなりしたほうがいいかもしれません。
ですが、紫外線がそこまで強くない時期であれば、テープの上から日焼け止めは必要ないと思います。
はがれてしまったら?
ほくろ除去後に貼るテープ、正直すぐはがれます。
病院によってはほくろを取ったあとに炎症止めの軟膏を塗ってくれるのですが、軟膏の上からテープを貼るので、ツルッと取れちゃうんですよね。
はじめてほくろを取って、テープがはがれてしまったときはかなり不安になるんですが、そこまで心配する必要はありません。
テープがはがれたときは、新しいテープを貼れば大丈夫です。
病院でテープを処方されなかった場合
病院によっては、ほくろ除去をしてもテープを処方されないことがあるようです。
あくまで個人的な意見ですが、傷を守るためにも、紫外線を防ぐためにも、自分でテープを買ってはったほうがいいと感じています。
もしテープを処方されなかった場合は、キズパワーパッドで治すのをおすすめします。
キズパワーパッドは、「湿潤療法(しつじゅんりょうほう)」という、傷を乾かさない方法で治していきます。
湿潤療法は、じぶんが持っている治癒能力を最大限に高めることができるので、「傷が早く治りやすい」「傷跡が残りにくい」というメリットがあります。
もちろん、かさぶたを作って治す従来の治療法でも、傷は必ず治ります。
ですが、「できるだけ傷跡を残したくない」という方には、湿潤療法での治療がおすすめです。
キズパワーパッドの使い方、メリット・デメリットは「ほくろ除去後のキズパワーパッドの正しい使い方」でご紹介していますので、ぜひご覧ください。