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ほくろの悩み

ほくろが痛い!痛みの原因・触ると痛いのはなぜ?

投稿日:2018年3月25日 更新日:

ほくろがズキズキチクチク痛い原因を調べあげました。

ほくろが痛い原因

ほくろが痛いと感じる原因には、

  • ほくろの下に粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)がある
  • メラノーマである

可能性があります。

ほくろの下に粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)がある

ほくろがズキズキ痛んだり、触ると痛いときには、ほくろの下に粉瘤腫があって、粉瘤腫の炎症が原因かもしれません。

徳島赤十字病院形成外科の長江副院長が、このようにおっしゃっています。

また、ほくろのある皮膚下に袋状のものができて腫れることが時々あります。チクチク、ズキズキと痛むときがあるということから、その袋ができている可能性が考えられます。

(健康相談/徳島新聞ウェブサイト)

「皮膚の下にできる袋状のもの」について調べてみると、どうやら粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)が定番ということが判明。

また、「袋状のもの(粉瘤腫)が腫れる」というのは、炎症性粉瘤腫(粉瘤腫が細菌感染をおこすこと)のようです。

ここからは、ほくろの痛みの原因だと考えられる「粉瘤腫」と「炎症性粉瘤腫」について説明していきますね。

 

粉瘤腫とは

粉瘤腫とは、お肌のターンオーバーによってはがれるはずの垢・角質などが、皮膚のなかに溜まることでできる皮膚の疾患のことです(参考:wikipedia)。

皮膚の下に袋状のものができ、そのなかに垢や角質がたまります。指でつまむと内容物がにゅるっとでてきます。(youtubeでも粉瘤をだす動画がたくさんアップされています。なかなかグロいので閲覧注意です!)

体のどんな部分にもできることがありますが、顔、首、背中、耳のうしろ(耳たぶ)、脇の下、おしりなどにできやすいとされています。

粉瘤腫ができる原因は、

  • 同じ場所への刺激(何度もかく、こするなど)
  • 外傷・怪我のあと(打撲など)
  • 皮膚疾患のあと(ニキビができた後など)
  • 生まれつき

などが多いとのこと。

あなたが痛いと感じているほくろに、かゆみはありませんか??

かゆみもある場合、ほくろがかゆくて何度もかいているうちに、粉瘤腫ができる可能性も考えられます。

(個人的な話ですみませんが、私も背中のやや大きめのほくろが、痛痒いときがあります。特に疲れたときに無性にかゆくなって、ボリボリかくとズキズキ痛みます。ほくろが少し膨らんでいるので、やっぱりほくろの下に粉瘤腫があるのかもしれませんTДT。)

 

炎症性粉瘤腫とは

炎症性粉瘤腫(えんしょうせいふんりゅうしゅ)とは、粉瘤腫が細菌に感染したものだといわれています。

また、自分で粉瘤を押しだしたり何度もかくなど刺激を続けると、袋が破れて内容物が散らばってしまい、炎症がおきることもあるとされています。

普通の粉瘤が炎症性粉瘤腫になると、痛みが強くなる、赤みがでる、腫れる、などの異常がおきやすくなります。

ほくろがズキズキ痛いときや、押すと痛いときには、ほくろの下に炎症性粉瘤腫があるかもしれません。

 

メラノーマである

ほくろが痛いときは、メラノーマ(悪性黒色腫)と呼ばれる皮膚がんの可能性も否定できません。

ただ、メラノーマの初期段階では痛みはなく、ある程度進行している場合、痛みを感じることがあるようです。

発症初期では痛みはほとんどありません。逆にいえば、自覚できるような痛みが現れる場合はがんが非常に進行してしまったと考えられ、完治が困難になります。

(「メラノーマ(悪性黒色腫・皮膚がん)と「ほくろ」の違いは?」/メディカルノート)

肌に単にデキモノができただけ、といって放置される方が多いのですが、転移した場合はもちろんのこと、進行して表面が崩れて悪臭を放ったり、痛みが出てきたり、膿や出血で毎日付け替えをしなければならないなど…(略)

(皮膚がんのおはなし/鳥取大学医学部付属病院)

ここまで読むと「えっ、私のほくろ、もしかして進行しちゃってるの・・・?」とゾッとしたかもしれませんね。少し怖がらせてしまっていたらごめんなさい。

「ほくろに痛みがある」というだけでは「絶対にメラノーマだ!」ということはできません。不安になりすぎる必要はありませんよ!

ほくろがメラノーマになっているときは、ある決まった初期症状がでることが多いとされています。

一度、あなたのほくろがこれらに当てはまっているか、確認してみてくださいね。

A(Asymmetry):かたちが左右非対称である

B(border irregularity):はじがギザギザしている。境界がはっきり鮮明な部分と、不鮮明な部分がある

C(Color variegation):黒褐色が多いが、色にムラがある。青・赤・白色などが混ざることもある

D(Diameter enlargement):直径が6mm以上ある

E(Evolving lesion):大きさ、形、色、表面の状態など症状の変化がある

(アメリカ皮膚科学会「ABCDEの法則」)

メラノーマについては、「ほくろと皮膚がん(メラノーマ)の超分かりやすい見分け方」で詳しく説明していますので、こちらも参考にしてみてくださいね。

 

ほくろの下の粉瘤腫は取るべき?

粉瘤腫(炎症性粉瘤腫)は、良性の皮膚疾患なので、必ず取らないといけない!ということはありません。

しこりのような見た目が気になる、痛みや赤みが気になるなど「どうしても取りたい」というときに、切除をおすすめします。

 

ほくろの痛みを予防する方法

自分では判断しにくいですが、もし、ほくろの下の粉瘤腫によって痛みがあるときは、ほくろ(粉瘤腫)に刺激を与えないことが最大の予防法です。

「炎症性粉瘤腫とは」の項目でもご説明しましたが、粉瘤腫は、押す・かくなどの刺激によって炎症をおこすこともあります。

なので、かゆみがあったり気になるからといって刺激をすると、さらに炎症が強くなり、痛みも強くなる可能性があります。

ほくろがかゆいときには、我慢できずにボリボリかきたくなることもありますが、痛みを強くさせたくない場合はグッとこらえることをおすすめします。

 

ほくろの痛みを解消する方法

もし、ほくろの下の粉瘤腫によって痛みがあるときは、ほくろと粉瘤腫を除去することで、痛みを取ることができます。

ただ、あくまで「粉瘤腫による痛みかもしれない」というだけで、必ずしもそうなわけではありません。

「ほくろの痛みをなんとかしたい」というときは、病院(皮膚科・形成外科)にいって、診察を受けるようにしてくださいね。

病院によってはほくろの除去が受けられないところもあるので、事前にウェブサイトなどで確認しておくことをおすすめします。

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