ほくろこじらせアラサー女子がホクロを取ってみた。ほくろの知識から除去体験談までほくろまみれでお送りします!

ほくろのレーザー除去体験&経過ブログ

ほくろの除去方法 病院(皮膚科・美容外科)で取る

電気分解法(電気メス)のほくろ除去とは-実際に取った私が解説

投稿日:2018年2月10日 更新日:

電気メスでほくろ除去をする「電気分解法」について、実際にこの方法で除去した管理人がご説明します。

電気分解法でほくろを除去した体験談は、聖心美容クリニックほくろ除去レポ【経過写真アリ】東京美容外科ほくろ除去レポ【経過写真アリ】でどうぞ。

おすすめの病院を知りたい方は「ほくろ除去におすすめ病院ランキング2018【全部自分で体験!】」を参考にしてみてくださいね。

電気分解法とは

電気分解法とは、高周波の電流が流れている電気メスで、ほくろを削り取る方法です。

「電気メス」と聞くと、ナイフのような形を想像しがちですが、ほくろ除去で使うメスは先が尖った針のような感じ。

病院によっては「電気凝固法」とか「電気メス法」と呼んでいるところもあります。全て同じ方法です。

 

取れるほくろ

病院によって「どれくらいの大きさのほくろなら取れる」かが違うので、「電気分解法だと、これくらいのホクロなら取れる!」と言いきることはできません。

ですが、色んな皮膚科・美容外科のホームページを見てみると、約1㎜~5㎜、もしくは約7㎜くらいまでのホクロなら、取れることが多いようです。

また、平べったいほくろだけでなく、膨らんでいるほくろも除去することができます。

ほくろのサイズがかなり大きいもの(約10㎜以上など)は、電気分解法で取れるかどうか、病院の先生に相談してくださいね。

 

傷の治り方

ほくろ除去後は、ぷつっと小さい穴が空いたような状態になります。こけて擦りむいたときのような「赤み」もあります。

時間が経つとともに、かさぶたができてきます。(※湿潤療法ではかさぶたは作りません。)

かさぶたが自然にはがれる頃には、ピンク色っぽくなって、2~3ヵ月経つと赤みは完全に落ち着きます。

電気分解法でほくろ除去したときのレポは「聖心美容クリニックでの顔のほくろ除去レポ【経過写真更新中】」でご覧いただけます!

 

かかる時間

炭酸ガスレーザーと同じで、ほくろ除去にかかる時間は約2~3分くらいです。

私は約1㎜のほくろを電気メスで取ってもらいましたが、「ジッジッ」と2回メスがあてられて除去終了でした。めちゃ早。

受付から診察、麻酔、ほくろ除去、術後のケアまで入れると、長くてもだいたい30分~40分くらいかな?という感じ。

もちろん、病院の混み具合にもよりますよ~。

 

痛み

事前に局所麻酔をするので、注射の痛みだけがあるものの、電気メスでほくろを取る痛みはありません。

って、この麻酔の痛みが気になるところなんですよね。

 

費用

病院にもよりますが、調べてみると、ほくろ1個(1㎜)につき、5,000円から10,000円で取れるところがほとんどだと感じました。

ほくろが大きくなるほど値段が上がるところと、ほくろ1個につき○○円、と決まっているところがありました。

また、「保険適用の方が安いんじゃないの?」と思いがちですが、保険が使えるから絶対に安い!という訳ではありません。

詳しくは、「ほくろ除去が保険適用でできる条件は?自由診療との費用比較も!」をご覧ください。

 

電気分解法のメリット

手軽にできる

電気分解法の一番のメリットは、とにかく手軽にほくろ除去ができるところかと思います。

「ほくろ除去にかかる時間」の項目にも書きましたが、除去にかかる時間は、ほんの数分。

また、病院に行ってちゃちゃっと取ってもらえるので、手間も精神的な負担も少なくて済みます。

 

除去直後の傷が小さい

炭酸ガスレーザーと比べると、ほくろ除去後の傷が小さくて済むことが多いです。

電気分解法では「ほくろの細胞のみ」を削り取るイメージですが、炭酸ガスレーザーでは「ほくろのまわりをすり鉢状に幅広く」削ります。

なので、電気分解法のほうが、除去直後の傷が小さめで済むことが多いです。

かといって「電気分解法のほうが、傷跡が残りにくい」とか「炭酸ガスレーザーのほうが、傷跡が残りやすい」という訳ではありません。

炭酸ガスレーザーですり鉢状に幅広く削るのは、傷跡や陥没をしにくくするため。

電気分解法だと「ほくろを取った直後の傷」が小さいというだけで、「傷跡」は関係ないことを、覚えておいてくださいね。

 

縫う必要がない

切開法のように、ほくろ除去後に縫う必要がありません。

もちろん抜糸の必要もなし。

抜糸のために通院する必要がないのも、電気分解法のメリットです。

 

皮膚がんの確認ができることもある

主に盛り上がっているほくろの場合、ほくろが皮膚ガン(メラノーマ)かどうかも、同時に検査することができます。

病院によって検査できるところ、できないところがあるので、事前に確認してくださいね。

「ほくろが皮膚ガンかどうか調べたいんじゃ!」という場合は、ほくろを除去せずとも、ダーモスコピー検査で調べてもらうことができます。

 

出血しにくい

電気メスの熱は、血を止める作用があるので、出血しにくいです。

 

電気分解法のデメリット

これは「電気分解法のデメリット」というよりも、「切開法以外のほくろ除去ならあり得ること」です。

 

ほくろの再発

ほくろを除去しても、再発してしまう可能性があります。

「なんで再発するかもしれないの?」を理解していただくために、ほくろについて、簡単に説明させてくださいね。

ほくろの分類(境界母斑・複合母斑・真皮内母斑)

電気分解法でほくろを取るとき、電気メスで皮膚とほくろの細胞を削り取ります。

ですが、ほくろの細胞は、必ずしも皮膚の上の方にある訳ではありません。

上の図をのように、ほくろ界では「ほくろの細胞がどこにあるか?」によって、3つに分類されています。

上の図のように、真皮(皮膚のやや深い部分)の中にだけほくろの細胞がある!ということもあります。

この場合、ほくろの細胞が完全に取り切れないことがあります。

ほくろの細胞が残ってしまうと、再発してしまう可能性があります。

 

ほくろによっては複数回の治療が必要

ほくろの細胞がある深さによっては、複数回、電気分解法での治療が必要なこともあります。

というのも、ほくろ細胞があまりに深い場所にあるとき、一回でほくろの細胞を取り切ると、傷跡や陥没が残りやすくなることがあります。

そういうときは、一度でほくろ細胞を除去しきらずに、あえて複数回に分けて除去します。

メスで皮膚とほくろを切り取る「切開法」だと、複数回に分ける必要がありません。

ですので、もしも複数回除去が必要なときは「切開法」をおすすめされることもあります。

 

電気分解法と炭酸ガスレーザーとの違い

ほくろ除去を受ける側からすると、正直なところ、ほとんど違いは分かりません。

治療をする先生からすると、電気分解法で使う電気メスと、炭酸ガスレーザーで使うレーザーの扱いは、まったく違うと思います。

ですが、

  • 主に小さめ~中くらいのほくろを取る
  • 短時間で手軽に取れる
  • 費用もほとんど同じ

ことを見ると、大きな違いはないのかな、と感じています。

ネットで情報を集めていると「電気分解法と炭酸ガスレーザーで迷っちゃう」ってことになりがち。

まず第一に、どこの病院で取ろうかな?と考えて、そこにある除去法(電気分解法か炭酸ガスレーザー)で取ってもらうのがベターじゃないでしょうか。

管理人も、「聖心美容外科」「東京美容外科」の電気分解法でホクロの切除をうけました(クリックで体験談記事にジャンプします)。

診察、治療、感想について詳しく書いています。ほくろ除去を考えている方は、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

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