平らなほくろを小さくする方法
レーザーや電気メスで削る
ほくろ除去治療のなかでも有名な炭酸ガスレーザーや電気分解法で、小さくすることができるようです。
基本的には除去を目的としていますが、できなくはありません。
(高須クリニック公式サイト)
自分で取る
民間療法(医療行為ではなく、昔から言い伝えられているもの)で、ほくろを小さくできるかもしれません。
ただし民間療法はすべて、「ほくろが取れるかも」と言われているだけで、絶対にほくろが取れるわけではありません。
また、民間療法でのほくろ除去には、「やけどをする」とか「跡が残る」などのリスクもあります。
それらのリスクも全て納得したうえで行うようにしてくださいね。
カソーダ
カソーダというほくろ除去クリームで、ほくろが小さくできる可能性があります。
カソーダとは、ひまし油と重曹でできたクリームのこと。
重曹に入っている成分が、皮膚を腐食する(溶かす)ため、ほくろも取れるとされています。
ほくろのふちの部分だけをカソーダで溶かすことで、ほくろを小さくできるかもしれません。
詳しくは「ほくろ除去クリームの「カソーダ」でほくろは取れる?」をご覧ください。
精油ジェル
精油ジェル(ウバイ精油膏とも呼ばれる)でも、ほくろを小さくできるかも。
精油ジェルの成分が書かれていなかったので不明ですが、皮膚を腐食する成分が入っていて、ほくろ除去ができるようです。
カソーダと同じで、ほくろのふち部分だけを精油ジェルで溶かすことで、ほくろを小さくできる可能性があります。
詳しくは「精油ジェルでのほくろ除去とはどんなもの?」を参考にしてくださいね。
膨らんだほくろを小さくする方法
切開法
メスでほくろを切って取る切開法で、膨らんだほくろを小さくできます。
みずほクリニック院長ブログで、盛り上がったほくろを切開法で小さくした方の症例が載っています(すごく分かりやすい!)
もとはボコッとしていた盛り上がりが、やや平べったくなっているようにも感じますが、ほくろがキレイに小さくなっています。
この病院では「ほくろ除去」ではなく「ほくろ形成」もしているようなので、気になる方はぜひサイトをご覧くださいね。
自分で取る
もぐさ
お灸に使われるもぐさで、ぼこっと膨らんだほくろを小さくできるかもしれません。
ほくろを消したい部分にもぐさを置いて、火をつけます。もぐさを地肌におくと火傷するので要注意です!
もぐさでほくろ除去をした人の口コミによると、「ほくろの膨らみ部分がカサブタになったあと、ポロッと取れる」とのこと。
詳しくは「もぐさでほくろ除去できる?メリット・デメリットは?」で解説しています。
カソーダ
「平らなほくろを小さくする方法」でも説明しましたが、カソーダ(ほくろ除去クリーム)で、盛り上がったほくろも小さくできる可能性があります。
精油ジェル
こちらも「平らなほくろを小さくする方法」でも説明しましたが、精油ジェルで、膨らみのあるほくろも小さくできるかもしれません。
ほくろを小さくするときのリスク
実際にほくろを小さくするときにおきるリスクを考えてみました。
すべて絶対におきる訳ではありませんが、「もしかしたらおきるかも」と覚えておくと、小さくするかしないかを選びやすくなるかもしれません。
いびつな形になる
レーザーや電気分解法で、ほくろのまわりを削って小さくしようとしても、いびつな形になってしまうことがあるようです。
もし部分的にホクロを取ったとしても、取った跡にホクロの形が丸くならずに、三日月型などいびつな形になる可能性があります。
(つかはらクリニック公式サイト)
また、こんな指摘も。
(ほくろを小さくすることは)できなくはありません。ただし、思い通りの大きさになるかどうかはわかりません。
(高須クリニック公式サイト)
ほくろを小さくしたくても、「思いどおりの形になるかどうか」や「思いどおりの大きさになるかどうか」は分かりにくいようです。
悪性化する
ほくろを刺激すると皮膚がんを引きおこす可能性があります。
というのも、日本人は「足の裏」とか「手足の爪」に皮膚がんができやすいことが分かっています。
ほくろが悪性化する原因はハッキリしていませんが、慢性的な刺激が危険因子のひとつであることが指摘されています。
レーザーでほくろを小さくするときに、悪性化する可能性について、高須クリニックの医師がこのようにおっしゃっています。
(ほくろを小さくすることは)技術的には可能なものの、ほくろは刺激を加えると悪性化することもあるため、実際に施術をするかどうかは医師の見解によります。
(高須クリニック公式サイト)
ほくろを小さくするときは、皮膚科や美容外科の医師にじっくり診てもらうのがよさそうです。
ほくろを小さくする以外にできること
コンシーラーでまわりだけ隠す
平べったいほくろにしかできませんが、コンシーラーでほくろを小さく見せることもできます。
コンシーラーだと、ほくろのふちを完全に隠すことは難しいかもしれませんが、それでも「小さく見せる」ことはできそうです。
「ほくろをとある化粧品をコンシーラーにしてできるだけ消す方法」を参考にしてみてください。
すべて除去して自分で書く
ほくろを全部取って、あとから自分で書くという方法もあります。
いまは「書きボクロ」をする人も普通にいるので、この方法も悪くはないんじゃないかなと感じます。